味認識装置(味覚センサー)TS-5000Zは、様々な苦味、甘味、酸味、塩味等の様々な種類の味覚を数値化します。

特長

味認識装置TS-5000Zは、人間の舌と同じメカニズムを持ち、さまざまな食品、医薬品などの「味」を数値化できます。 独自の「後味」測定により、従来の分析機器では測定できない「コク」、「キレ」も表現できます。 また、充実した解析アプリケーションにより、簡単に解析結果が得られます。

  • 独自の「後味」測定により、従来の分析機器では測定出来ない「コク」、「キレ」も実現出来ます。
  • 高感度:濃度差(ウェーバー比)1~2%まで識別可能(一般の人では20%以上の濃度差で識別可能)
  • 短時間測定:自動測定により1検体あたり数分から10分(従来法では1時間以上)

生体味覚受容メカニズムを模倣した味覚センサー

生体の舌の表面には“脂質二分子膜”が形成されており、固有の膜電位を持っています。その膜電位は様々な呈味物質との化学反応、あるいは吸着反応により変化します。この変化量を人間の脳では味の情報として認識し、味を判断していると言われています。 この生体の味覚受容メカニズムを模倣したのが味覚センサーです。味覚センサーは人工の“脂質膜”(人間の舌と同様)で構成され、様々な呈味物質と化学反応・吸着反応を起こし、人間と同様に「味」を感じることができます。

測定方法

味覚センサーは、食品を口に含んだ瞬間の味“先味”と、食品を飲み込んだ後に残る持続性のある味“後味”の2種類で味を評価します。基準液*の電位をゼロとして、サンプル液との電位差を先味として測定、その後センサーを軽く洗浄して、再度基準液を測定した時の電位差を後味として測定します。 ※基準液:30mMKClと0.3mM酒石酸を含んだ、ほぼ無味の溶液。人間の唾液に相当します。

概略仕様

名称 項目 仕様
本体(タッチパネル含む) 測定サンプル数 最大14サンプル(測定手順による)
測定サンプル量 35~70 mL(l測定サンプルによる)
寸法(W×D×H)/重量 470 mm×530 mm×510 mm/26 kg
CPU/メモリ SH7727/64 MB
OS(組込み式) SuperH Linux
簡易Webサーバー thttpd
味覚センサー 応答原理 膜電位測定
センサー種類 人工脂質膜型
測定対象 飲料、固形物、医薬品など(固形物の場合は、液状化の前処理が必要)
測セラミックス型参照電極 液洛部 セラミックスによるシングルジャンクション
温度センサー 応答原理 白金測温抵抗体(Pt1000)によるインピーダンス測定
管理サーバーPC CPU/ハードディスク/メモリ Pentium4 2.0GHz以上/160 GB以上/1G以上
OS Red Hat Enterprise Linux ES 3
DBMS PostgreSQL8
Webサーバー apache2 + Tomcat
解析アプリケーション 解析機能 データ検索、データ加工機能、補正処理(5種)、統計解析、重回帰分析、主成分分析、グラフ化ツール(8種)、マクロ機能、その他