時間のかかる分液・抽出工程を迅速で安定したプロセスに変える液-液/液-ガス セパレータ
特徴
Zaiput社 液-液/液-ガスセパレータは、水相と有機相のような混ざり合わない2種類の液体、または液体とガスを連続的に分離する装置です。
一般的な製品は比重差によって二層に分かれるまで待つ必要がありますが、本製品は液体ごとの膜に対する濡れ性の違いを利用して分離します。そのため、時間の短縮に加え、従来の重力分離では処理が難しかったエマルジョンや密度差の小さい液体の分離にも対応できます。
独自設計により、上流・下流の流動条件の影響を受けにくく、既存のプロセスにも柔軟に組み込み可能です。フローケミストリーにおける連続分離だけでなく、バッチプロセスから取り出した液体の分離や乳濁液の処理にも活用でき、多段階合成、多段抽出、多段分離といった複雑な工程の連続化・自動化を支援します。

機能
用途
液-液抽出/インライン精密検査
抽出後の2つの液相をライン上で連続的に分離します。分離待ちや手作業を減らし、反応から抽出・洗浄・次工程までの連続化を支援します。医薬品、ファインケミカル、ポリマーなど化学プロセスへ組み込み可能です。
二相反応または急冷システム
二相反応では、反応を適切なタイミングで止めるために、急冷液を加えた後で水相と有機相を速やかに分離する必要があります。液‐液セパレーターを反応ラインの後段に組み込むことで、急冷後の2液を連続的に分離できます。反応時間の管理、副反応や生成物の分解抑制、分液待ちの削減を支援し、次工程へのスムーズな移行を可能にします。
均一系触媒回収
反応後の2つの液相を連続分離し、触媒を含む相を効率的に回収します。高価な触媒の再利用、触媒ロスの削減、反応工程の連続化を支援します。
エマルジョンとラグ層の分離
重力分離に時間がかかるエマルジョンやラグ層を、密度差に依存せず効率的に分離します。分液待ちを減らし、処理時間の短縮と工程の安定化を支援します。
原理

Zaiput社のセパレーターは、多孔質膜に対する液体の濡れやすさの違いを利用し、液‐液または液‐ガスを連続的に分離します。
膜になじむ相だけを細孔へ通し、もう一方の相は通さないことで分離を実現。内蔵の圧力調整機構が安定した差圧を保つため、流量や条件が変化しても安定した運転が可能です。
密度差に依存しないため、同程度の密度を持つ液体やエマルジョンの分離にも対応できます。
概略仕様
| 仕様 | ラボスケール |
パイロットスケール |
プロダクションスケール | ||
| 部品番号 | SEP-10 |
SEP-200-SS |
SEP-200-HS | SEP-300-SS | SEP-300-HS |
| サイズ | 77mm x 29mm x 71mm |
206mm x 26mm x 196mm |
460mm x 150mm x 607mm | ||
| 最大圧力(MPa) | 2MPa(290psi) | 2MPa(290psi) | 1MPa(標準) 2MPa(オプション) (290psi) | ||
| ポート | 1/4 - 28 フラットボトム |
1/4 インチ OD 用スウェージロック |
1/2 インチ OD 用スウェージロック | ||
| 接液部 | 過フッ素化ポリマー(ETFE、PFA、FEP、PTFE) |
ステンレス銅 316 およびFFKM、PTFE、PFA |
ハステロイ C276 およびFFKM、PTFE、PFA | ステンレス銅 316 およびFFKM、PTFE、PFA | ハステロイ C276 およびFFKM、PTFE、PFA |
| 総流量 | 0~10ml/min |
20~200ml/min |
200~3000ml/min | ||
| 最大温度 | 90°C |
130°C |
130°C | ||
| 内部容量 | ~0.5ml | ~35ml | ~350ml | ||
| 最大ガス流量 | ~100sccm | ~1000sccm |
~10000sccm |
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| デッドボリューム | ~400μl | ~30ml |
~300ml |
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