粉体などの表面エネルギーや凝集性・濡れ性などを自動で正確に評価する表面物性測定装置

特徴

iGC-SEAは、粉体・粒子・繊維・フィルムなどの固体材料について、表面エネルギーや付着・凝集性、濡れ性、溶解度パラメータなどを評価する表面物性測定装置です。本製品では、一般的な接触角測定では評価が難しい粉体や不定形材料も、圧縮や成形をせずに測定できます。

医薬品、化学、樹脂、塗料、電池材料、炭素材料、食品など、幅広い分野の研究開発と品質評価を支援します。

測定項目

制御された湿度環境下で、粉体・粒子・繊維・フィルムなど幅広い固体材料の物理化学的特性を測定できます。粉体同士の凝集しやすさ、装置や容器への付着性、樹脂・フィルムとのなじみやすさ、溶媒・添加剤との相性、接着剤やコーティング材との親和性などを定量的に評価できます。

  • 表面エネルギーの不均一性プロファイリング
  • 分散性エネルギー、極性表面エネルギー
  • 溶解度パラメータ(ヒルデブランド、ハンセン)
  • 付着・凝集性
  • 酸・塩基相互作用
  • 吸着等温線
  • BET比表面積測定
  • マイクロポア分布、メソポア分布
  • 競合(多成分)吸着

測定可能な材料

iGC-SEAの装置構成

※クリックすると拡大します。

特に下記のような材料に最適です。

  • 粒子および粉体
  • ナノ材料
  • フィルム
  • 遷移
  • 複合材料
  • 医薬品

    用途

    粉体の凝集や分散不良、接着・コーティングの密着不良、原材料のロット差など、従来の組成分析だけでは判断しにくい問題の原因解明に有効です。材料表面の特性を定量的に評価することで、原材料の選定、処方設計、表面改質、製造条件の最適化、品質管理など、幅広い研究開発を支援します。

    • 粉体の凝集性・分散性・流動性の評価
    • 樹脂、フィラー、顔料、添加剤の相性評価
    • 接着・コーティング・表面処理の効果確認
    • 原材料や製品のロット間差の評価
    • 活性炭、吸着材、触媒、多孔質材料の性能評価
    • 電池材料、医薬品粉体、化粧品・食品粉体の表面特性評価

    概略仕様

    型式・型番 iGC-SEA
    温度設定範囲 20~150℃
    ※オプションで~500℃対応可
    湿度設定範囲 0~98%RH
    ガス蒸気リザーバー 12種類 (各50mL)
    キャリアガス 窒素(またはヘリウム)
    カラムサイズ 内径2、3、4、10mmから選択、長さ30cm
    ガス検出 FID(Flame Ionization Detector)
    サイズ・重量 W500×D500×H650mm 約60kg
    電源 100V 15A×1、100V 5A ×3 の準備が必要