
あらゆる薬注現場のニーズに対応する高精度な制御を実現
特長
幅広い制御範囲
制御モータにより吐出/吸込み速度を可変させることで、1 : 750という制御比を実現しました。
高精度定量注入
微量注入時にも精度が落ちない高効率なバルブ設計と、制御モータによる吐出/吸込み速度制御の組み合わせにより、低価格な直動ダイヤフラム構造を採用しながら、定量精度±1%を実現しました。
省エネルギー・ECO運転
高効率ヘリカルギヤとアシストスプリングの採用により、自社汎用モータ定量ポンプ(スプリングバック機構)に対し、同等性能で約70%の電力消費カットを実現しました。

均一・低衝撃注入
吸込時間が一定で吐出時間により運転速度を制御するため、吐出量が少ない状態でも均一な薬液注入が可能です。さらに衝撃(慣性力)も減少し、吐出側配管への負荷が低減します

高圧縮・高効率ポンプ部
ポンプは常にフルストローク長で作動し、高い圧縮比を維持します。その結果自吸性能に優れ、しかもガスロックをしないポンプになりました。
高粘度移送
標準品で高粘度1000mPa·sまで対応することができます。
※1000mPa・s以上の粘度については別途お問い合わせください。
世界対応
フリー電源(AC100-240V)により世界各国の電源に対応します。また、米国UL規格や欧州のCEに適合している機種もあります。
IP65
駆動部・コントローラー部ごとにシール構造を設けることで、防水・防塵構造となっています。
安全設計
現場の安全と薬品漏れによる環境汚染を考慮し、ダイヤフラム破損検知器を標準装備しました。また、万一の配管閉塞等による吐出圧力の異常上昇の際には、異常負荷検知機能が働き、ポンプや配管を安全に守ります。
さらにバルブの組間違え防止構造の採用(C150TC / C150TEのみ)や、ダイヤフラム破損時のドレン口など、細かい安全面も配慮しています。
概略仕様
吐出量範囲 | 0.0013~2.5 / 0.0013~2.5 L/min |
---|---|
最高吐出圧力範囲 | 0.4~1.0 MPa |
主要材質 | PVDF、SUS316 |
液温範囲 | PVDFタイプ:0~50℃、SUS316タイプ:0~80℃ |
電源電圧 | AC100 ~240V 50/60Hz 単相 |